第一フロンティア生命・プレミアレシーブの評判やデメリットなどFPが解説!

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円建てよりも高い利率がアピールされ、米ドルや豪ドルといった外貨建てで、銀行や保険代理店でよく勧められる商品です。

ただ、仕組みの難しさや、為替リスク、契約時費用(手数料)、外貨一時払い特有の、注意点やデメリットもあります。

難しい商品とは思いますが、ネットの評判や口コミでは、間違った情報や、勘違いも多かったので、この記事では、専門家としてできるだけわかりやすく、プレミアレシーブの、デメリットや注意点を中心に、詳細やメリット、長所短所などの特徴を、お伝えしていきたいと思います。

プレミアレシーブには、「円建」と「外貨建」の2種類がありますが、この記事では、勧められることが多い「外貨建」に関して記載していきます。

ではまず、デメリットの前に、プレミアレシーブの基本的な商品内容からです。

第一フロンティア生命・プレミアレシーブ(外貨建)の商品内容

名称内容
商品名第一フロンティア生命・プレミアレシーブ(外貨建)
正式名称:定期支払金付積立利率変動型終身保険(通貨指定型)
保障内容外貨建ての一時払い終身保険で、運用通貨を米ドルか、豪ドルかを選択。
定期支払金: 契約してから1年後、毎年、定期支払金が支払われる。
死亡保険金: 死亡時には、死亡保険金が受取人に支払われる。
最低金額・最低3万ドル(米ドルで、約330万円、豪ドル約240万円)~可能。
※円ぴったり入金特約を付ける場合は、最低300万円~可能。
取扱範囲等・契約可能年齢: 0才~85才まで
・保険期間: 終身(一生涯保障)
・保険料払込方法: 一時払いのみ(第一フロンティア生命の指定する口座に振り込み)
・非喫煙者割引: なし
・配当金: なし
・健康診査(告知): 不要
その他・パンフレットには、米ドル、豪ドル、ユーロの3種類から選択する、となっているが、2018.12月時点でユーロの取り扱いはない。
※2018.12月時点の情報です

公式HPの情報はこちらです↓
http://www.d-frontier-life.co.jp/products/product.html?product=63&agency=27

第一フロンティア生命・プレミアレシーブは、外貨建の一時払終身保険で、米ドルにするか、豪ドルにするかは、契約時に選びます。

パンフレットには、ユーロも選べると書いていますが、2018.12月現在、ユーロは取り扱いを停止しているようです。

契約した1年後から毎年、定期支払金として、定額のドル(円受取も選べる。円で受け取るときは、そのときの為替レートで変動する) が、生きている限り毎年、受け取れるというものです。

定期支払金は、ドルでも円でも、どちらでも受取を選べるので、ドル高円安(1米ドル140円とか)のときは、円で受け取ろうとか、その逆もできます(途中で何回でも変更でき、変更の回数制限もないので、毎年変えることも可能です)

また、毎年の定期支払金のベースとなっている積立利率(※これが超重要なポイントです!!)は、毎月(1日と16日)に見直されて契約したときの利率が10年間の固定金利となっていて、当初10年間は契約時に確定しますが、10年後は利率の更新があります。(更新時の積立利率が、10年ごとに見直される商品です。※0.55%の最低保証はある)

積立利率(定期支払率)は、米ドル:3.37%、豪ドル:2.74%(※2018年12月時点、30才男性)となっていますから、日本円建ての商品に比べると、かなり高い利回りだと思います。

なお、プレミアレシーブは生命保険ですが、運用メインの金融商品なので、支払った一時払保険料を上回る大きな死亡保障はついていなくて、被保険者の死亡時には、基本保険金額か解約返戻金のどちらか多い方(※詳細は後述します)が、遺族(死亡保険金受取人)に支払われる、というものです。

続いて、「第一フロンティア生命・プレミアレシーブ」の主なデメリット、注意点などをお伝えします。

第一フロンティア生命・プレミアレシーブのデメリットや短所・注意点など

△①契約したとき、契約時費用として、6.5%が差し引かれてしまう

プレミアレシーブのデメリットのひとつは、契約時費用として6.5%(65才以下)が差し引かれてしまうことです。

契約時費用って何?? という感じですが、要は、契約者が支払う契約時の手数料です。

この、契約時費用は、契約時の被保険者の年令によって異なり、下表のようになっています。

契約年齢契約時費用
0才~65才6.5%
70才5.2%
75才3.9%
80才2.7%
85才1.8%
(2018.12月時点)第一フロンティア生命・プレミアレシーブの契約時費用、抜粋(年齢別)

高齢になると、契約時費用は安くなっていますが、65才以下で検討している方が多いと思うので、6.5%が積立金から差し引かれる、というのは、無視できない費用です。

△②一括払の契約なので、ドル高円安時の契約だと、少ししか買えない

プレミアレシーブは、契約時に一括払いでドルを購入する一時払の商品なので、契約した時(具体的には保険料を振り込んだ日)の為替レートが、ドル高円安(1米ドル140円とか)だと、ドルの購入量が少なくなってしまいます。

積立利率も大切ですが、一括払いの商品なので、将来の解約や死亡時に日本円で受け取ろうとしたときに、保有しているドルの量が少ないと、レートによっては円換算したとき、元本割れしている恐れもあるのです。

なので、契約時の為替レートは、かなり重要です。(筆者の感覚では、1米ドル125円を超えているようなタイミングでの契約は辞めておいたほうがよいのかな、と思います)

△③為替レートは常に変動するので注意が要る

ドル建なので、日本円にした金額は為替レートによって常に変わります。

そのため、いざ解約して使いたい、となったときに、ドル安円高(1米ドル80円とか)だと、元本割れだった!という注意点があるのです。

ちなみに参考として、過去、1993~2015年(23年間)でのドル-日本円の為替レートは以下のような数字でした。

 円/米ドル円/豪ドル
最大(円安)143.85円/ドル107.68円/ドル
最小(円高)76.14円/ドル56.60円/ドル
平均107.31円/ドル80.67円/ドル
1993~2015年(23年間)での為替レートの推移
最大と最小とでは2倍近いことと、1年間の中でもプラスマイナス20%程度(豪ドルなら、40%程度)は動いています。

特に目的を決めない余裕資金なら、ドル高円安まで待てるかもですが、子どもの教育資金のように時期が動かせない資金なら、注意がいります。

△④日本円に変えるときに為替手数料がかかる

保険商品に限りませんが、外貨を円に(その逆も)換える時の為替手数料はかかります。

プレミアレシーブの為替レートは、三菱UFJ銀行の為替レート(TTM)に1ドルあたり50銭(0.5円)の為替手数料がかかります。

△⑤最低300万円(もしくは3万ドル)~でないと契約できない

プレミアレシーブの最低契約単位は、3万ドルもしくは300万円(円ぴったり入金をする場合)~となっています。

豪ドルだと、約250万円程度から可能ですが、それなりのまとまった金額でないと契約できない、ということです。

△⑥定期支払率で比較するなら、男性よりも女性で契約した方がお得

プレミアレシーブを契約する前の注意点として、契約するなら女性の方がお得です。

なぜかというと、この商品は、被保険者の死亡時には、生命保険金が支払われるのですが、この保険金額には一時払い保険料相当額(外貨建)が最低保証されているため、死亡リスクの高さによって定期支払率に違いがあるのです。

つまり、死亡リスクの高い高齢の男性よりも、若い女性の方が利率がよい、ということです。

具体的には以下の表になっているので、契約する前に確認されることをおススメします。

契約年齢男性女性
30才3.37%3.49%
45才3.26%3.43%
60才3.15%3.34%
(2018.12月時点)第一フロンティア生命・プレミアレシーブの定期支払率、
※米ドルの定期支払率を抜粋して記載しています

△⑦市場価格調整がかかるので、解約時の市場金利によって解約返戻金が変動する

ここは少し難しいので、分からなければ飛ばしても構いませんが、契約するなら事前にしっかり確認くださいね

プレミアレシーブに限らず、一時払いの外貨建て商品には、「市場価格調整」といって、解約返戻金が解約時の市場金利に左右される、という仕組みを採用している商品が多いです。
(プレミアレシーブも、途中解約するときには「市場価格調整」の影響を受けます)

この、市場価格調整、実はかなりのくせものです。

ちなみに、市場価格調整とは??、パンフレットには以下のように記載されています。

市場価格調整とは、市場金利の変動に応じた運用資産の価値の変動を解約返戻金に反映させる手法です。この手法により、解約、減額の際の市場金利に応じて解約返戻金額が変動します

と書かれていますが、これを読んでも、??? ですよね。

ざっくり説明すると、

解約するときには、契約時の金利と、解約時の市場金利とを比較して、契約時の金利よりも解約時の市場金利が高い場合は解約返戻金が少なくなり、その逆に、契約時の金利よりも解約時の市場金利が低い場合は解約返戻金が多くなる、というもの。

なぜかというと、例えば、4.0%で契約した商品を、市場金利が3.0%のときに途中解約すると、保険会社はそれを市場に高く売却することができるため、その恩恵を解約返戻金に反映させますが、その逆に、4.0%で契約した商品を、市場金利が5.0%のときに途中解約すると、安くしないと市場に売れないため、そのマイナス分を解約返戻金に反映させて少なくなってしまう、というからなのです。

※ちなみに、市場価格調整は、積立利率保証期間(プレミアレシーブは10年間)の後半になればなるほど、影響は小さくなります。

なお、この市場価格調整を受けないためには、積立利率保証期間(10年や20年)ぴったりで解約することです。そうすれば、市場価格調整の影響を受けずに解約することができます。

※ぴったりで解約しないと、利率が更新されて市場価格調整がまた始まってしまうので、注意しましょう

以上、デメリットや注意点になります。

それでは続いて、長所やメリットもお伝えしますね!

第一フロンティア生命・プレミアレシーブ(外貨建)のメリット・長所

◎①外貨建の商品のため、円建よりも利率が高い

利率が高い(2018.12月時点、米ドル:3.27%、豪ドル:2.68%)のがプレミアレシーブのメリットです。

日本円建ての似たような商品で検討しても、利率1%にもなりません。

・積立利率は、月2回見直しされていて最新は、以下(公式HP)↓
http://www.d-frontier-life.co.jp/products/index_teiki_choice_18.html?product=63&agency=19

・積立利率の過去の推移(2012.5月~)は以下(公式HP)↓
http://www.d-frontier-life.co.jp/customer/rate/tsumitateriritsu_history.html?param=index_teiki_choice_18&product=&agency=

◎②定期支払金額は10年固定なので予定が立てやすい

プレミアレシーブの定期支払金は、この先10年間の定期支払金額=○○ドル、として契約時に確定します。

円で受け取るときの為替変動はありますが、金額が固定なので予定が立てやすいのがメリットです。

◎③為替が円安になれば、途中解約して日本円で確定もできる

プレミアレシーブは外貨で運用されているので、運用期間中に、ドル高円安(1米ドル140円とか)になると、日本円に換算した価値が高くなります。

なので、10年を待たずとも、契約して何年後かにドル高円安(1米ドル140円とか)なら解約して日本円で受け取って確定させてしまってもよいでしょう。

◎④円でもドルでも好きな方で受け取ることができる

プレミアレシーブの定期支払金、保険金、解約返戻金などは、円でもドルでも、契約者が好きな方で受け取れますし、途中で変更もできます(定期支払金を、今年はドルでもらったけど、来年は円でもらう、など)。

受け取るときの為替レートをみて、変えられるのはメリットです。

◎⑤10年間という短いサイクルで乗り換えが容易

プレミアレシーブは、一生涯の終身保険ですが、10年ごとに積立利率が変わります。

10年ピッタリのタイミングで解約すれば、さきほどの「市場価格調整」の影響を受けませんから、10年間という、この手の商品としては割と短い期間で解約して他に乗り換えたりすることも可能でしょう。

◎⑥10年後の更新のときに運用通貨を換えられる

10年後の利率更新のタイミングで、運用通貨を(米ドル⇔豪ドル)変更できます。
運用通貨が変更できる??、といっても、何のメリットがあるの?? と思うかもしれませんが、プレミアレシーブは、10年毎に積立利率が変わる仕組みの商品でした。

その10年後の利率更新のときに、米ドル・豪ドルの利率や、米ドル・豪ドル間の為替の強弱をみて、有利な方に通貨をチェンジできる、ということなので、これはなかなかのメリットだと思います。

◎⑦死亡保険金は、一時払い保険料相当額が指定通貨建てで最低保証されている

プレミアレシーブでは、被保険者の死亡時に、遺族に死亡保険金が支払われますが、この死亡保険金は、一時払い保険料相当額が外貨建てで最低保証されていることです。

具体的には、被保険者が死亡したときには、以下のいずれか大きい方の金額が支払われます。

・基本保険金額(外貨建の一時払い保険料相当額)※細かな計算式はありますが、ここでは省略します。

もしくは、

・死亡した時の解約返戻金額

※ちなみに、これまで受け取った定期支払金が差し引かれることはないので、そこは安心ですね。

◎⑧保険加入時の告知(診査)が不要

プレミアレシーブは生命保険ですが、死亡して何倍も増える、という商品ではないので、契約時の健康状態の告知は不要です。

余命宣告や入院中でなければ、契約できる商品になっています。

◎⑨生命保険商品なので、破たんしたときの法的な保護がある

プレミアレシーブに限らず、生命保険商品には、保険会社の破たん時に生命保険契約者保護機構があって、責任準備金(積立金とほぼ同じ)の90%までは守られる、というセーフティーネットがあります。(もし保険会社が破たんしても法的な保護があるということです)

銀行で預ける外貨預金だと、外貨預金は預金保険の対象外なので、より安心感があることです。

◎⑩税金面でのメリットと相続に使いやすいこと

プレミアレシーブは、生命保険なので、死亡保険金には、生命保険金の非課税枠、相続税法12条の非課税枠「500万円×法定相続人の数」が使えるので、そのまま預金で遺すより、節税効果が期待できます。

また、あらかじめ死亡保険受取人を指定するので「誰に」わたすのかを決められるので相続に使いやすいでしょう。

以上が、「プレミアレシーブ」のメリットや長所、魅力になります。

一時払の外貨建て保険を検討するときに、押さえておきたいポイント

さいごに、今回のプレミアレシーブに限らず、一時払いの外貨建保険を検討するときに、押さえておきたいポイントをお伝えします。

将来の受け取りにむけて、外貨預金口座は作っておきたい(できればネット銀行で)

プレミアレシーブのような外貨建て保険は、為替変動があるので、ドル安円高(1米ドル80円とか)のタイミングだと、円でなくて外貨で受け取ることも、想定されます。

なので、外貨で受け取るための、外貨預金口座は作っておきたいところです。

ちなみに、あまり知られていませんが、外貨での受取は受け取る時に、銀行側での「受取手数料」がかかりますが、この手数料は、基本的に契約者の負担になっています。

受取手数料は(金額にもよりますが)、大手メガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほ銀行等)だと、1万円を超えるケースもありますが、ネット銀行(楽天銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行など)だと、手数料をかなり安く抑えられます。

なので、実際に外貨で受け取るときには、ネット銀行で外貨口座を解説されることをおススメします。

ポイントは以上です。

プレミアレシーブの金利の高さは、円建にはないメリットだと思いますが、デメリットや注意点も確認されたうえで、
検討する時は、他社も含めて、

・マニュライフ生命(未来を楽しむ終身保険)

・アクサ生命(アップサイドプラス)

・第一フロンティア生命(プレミアカレンシー)

なども一緒に、比べられたらよいと思いますよ!

マニュライフ生命(未来を楽しむ終身保険)や、アクサ生命(アップサイドプラス)は、設定した目標額に到達した場合、円建での運用成果を自動的に確保する目標設定(ターゲット型)が選べたりするので、しっかりと運用で増やしたい、というのならば、ぜひ比べてみて下さい。

お役に立てば嬉しいです。

けれども保険は難しく、できるなら私が皆さんに直接コンサルすればよいのですが、そうもいきませんし、記事では伝えきれないので、対面での各社比較サービスをおススメしています。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
下におすすめ記事を載せていますので、ぜひ一緒にご覧くださいね!

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コメント

  1. 石川 より:

    ◎③為替のメリットが受けられる
    プレミアレシーブは、毎年一回、定期支払金を受け取っていきますが、積立金を減らしていく商品ではありません。

    上記の記載が間違っています。
    設計書を打つと、若い人ほど積立金が毎年減っていきます。

    • hokenadvice より:

      石川様
      ご指摘ありがとうございます。
      確かに仰る通りで、間違っております。
      私も設計書で確認したところ、
      積立金額は年数の経過とともに、減っていくようでした。
      記事の文面が誤っておりました。
      修正しておきます。
      コメントでのご指摘、ありがとうございます!