日本生命・就業不能保険・もしものときの生活費の評判やデメリットなどFPが解説!

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アフラック(給与サポート保険)や、ライフネット生命(働く人への保険2)からも出ていますが、日本生命(ニッセイ)の就業不能保険では、精神疾患も対象なので手厚い印象です。

けれども、女性の妊娠・出産関係では出ないなど、注意点もある商品です。

デメリットや押さえておきたいポイントもあるので、今回は、日本生命・就業不能保険「もしものときの生活費」について、現役FPの視点で解説していきます。

就業不能保険の他社のラインナップ

ちなみに、この就業不能保険という新しい分野の商品は、入院や在宅療養で就業不能な期間が60日を超えたときに、その状態が続いている限り、保険期間(60才や65才が多い)終了まで、毎月10万円などの給付金が支払われる、というものです。

生命保険の業界では、新しい分野の商品になっています。

ちなみに、日本生命以外の就業不能保険は、どんなラインナップがあるのでしょうか?

単体、つまり主契約で契約できる、就業不能保険として、商品を4つあげました。

・日本生命「もしものときの生活費」(今回のメインテーマ)

・アクサダイレクト生命「働けないときの安心」

・アフラック「給与サポート保険」

・ライフネット生命「働く人への保険2」

※チューリッヒ生命「くらすプラス」や、住友生命「1up Vitality」は、医療保険など、他商品の特約だったりする(就業不能の単独商品ではない)ので、今回は除外しています。

就業不能保険を検討するなら、この4商品は要チェックです。

けれども、就業不能保険は、まだまだ新しい分野の商品です。

今回の記事で紹介する、ニッセイ「もしものときの生活費」も、2017年10月に出た新しい商品ですし、この先、良い商品が次々とリリースされ、バージョンアップしてくるでしょう。

なのでそれに合わせて、将来、見直しする可能性も高いので、就業不能保険に関しては、単独商品で検討をし、3~5年でよい商品が出れば、都度、新しいものに見直ししていけばよいと思います。

ではまず、日本生命・就業不能保険「もしものときの生活費」の商品内容(主契約と特約、取扱範囲など)を表にまとめてみました。

知っている方は、さっと読み飛ばして下さってOKです。

日本生命・就業不能保険「もしものときの生活費」の具体的な商品内容

名称内容
商品名日本生命・もしものときの・・・生活費
正式名称: ニッセイ就業不能保険(無解約返戻金)
主契約・短期就業不能給付金: 病気やケガで就業不能状態が60日以上継続したと診断されたとき
・長期就業不能給付金: 就業不能状態が継続していると診断されたとき
・特定疾患就業不能給付金(精神・神経疾患): 病気やケガで就業不能状態が60日以上継続したと診断されたとき、最高17回まで

・長期給付無事故支払金(長期就業不能給付金月額と同額): 保険期間満了時までに、長期就業不能給付金の支払いがなく、満了時に生存
取扱範囲等・契約可能年齢: 15才~55才まで
・給付金月額: 5万円~40万円まで(1万円単位で設定可)
・保険期間、保険料払込期間: 60才、65才
・払込回数: 月払い、年払い
・払込方法: 口座振替、クレジットカード
・非喫煙者割引: なし 
・貯蓄性: なし(保険期間満了時に、長期給付無事故支払金あり)
※2018.12月時点の情報です

公式HPの情報はこちらです↓
https://www.nissay.co.jp/kojin/shohin/seiho/shugyofuno/

もしものときの生活費は、youtube動画(公式)で分かりやすく紹介されていて、5分くらいで見れますよ↓

続いて、保険料はどのくらいなのか? 表にまとめてみました。

「もしものときの生活費」の具体的な設計例

就業不能給付金(短期、長期とも): 月額10万円
保険期間、保険料払込期間: 65才まで
支払い対象外(免責)期間: 60日

契約年齢男性女性
20才3,140円3,020円
30才3,550円3,370円
40才4,170円3,840円
50才5,150円4,530円
(2018.12月時点)日本生命・もしものときの生活費の保険料月額(男女、年齢別)
・(短期、長期)就業不能給付金月額: 10万円
・支払対象外期間: 60日型
・保険期間、保険料払込期間: 65才

基本的に掛け捨てタイプの保険ですが、「もしものときの生活費」は、保険期間を生存して満了し、一度も長期療養支援給付金の支払いがなかったときは、無事故支払金(この例ならば10万円)が一時金としてもらえるようになっています。

続いて、「もしものときの生活費」の主なデメリット、注意点などをお伝えします。

日本生命・就業不能保険「もしものときの生活費」のデメリットや注意点

△①働けない期間が、60日を超えないと、もらえない

日本生命に限らず、就業不能保険のほとんどは、就業不能保険の状態が60日を超えないと、給付金は出ません。

この、就業不能の状態とは、

①治療のための入院、 ②医師の指示による在宅療養(治療)、 ③障害年金1級か2級に認定される、

のどれかに状態になること、です。

この状態が、60日(つまり約2か月)を超える場合にのみ給付される、ということなので、簡単には受け取れない商品なのが、デメリットの1つめです。

△②妊娠出産による就業不能の場合は、対象外となっている

日本生命の「もしものときの生活費」では、妊娠出産による就業不能は、対象外となっています。

△③精神疾患での就業不能は、条件がきびしく、入院か障害等級2級以上にならないと出ない

「もしものときの生活費」での、精神疾患での就業不能の認定条件は、

①精神疾患の治療での入院

もしくは、

②国民年金の障害等級2級レベルに認定

されないと、給付金は出ないのです。(=在宅治療だけではダメ)
うつ病などで、働くことができず、ずっと自宅療養になったときでも、入院状態や、精神・神経障害2級以上まで認定されないと、対象にならないのです。

△④精神疾患での就業不能給付金は、最高17回まで

精神疾患での就業不能給付金は、回数制限があり、通算17回の受け取りが上限になっています。長期でカバーしたい、と思っても、精神疾患での給付金は約1年半で終わってしまいます。

△⑤保険料は少々高い

もしものときの生活費の保険料は、ライフネットやアクサダイレクトと比べると、少し高い印象です。(比較表を作成してみました)

保険会社商品名男性女性
アクサダイレクト働けないときの安心2,370円1,990円
ライフネット働く人への保険22,686円2,638円
アフラック給与サポート保険3,360円3,320円
日本生命ニッセイ就業不能保険3,550円3,370円
(2018.12月時点)就業不能保険の保険料(月額)比較
・契約年令: 30才
・就業不能給付金月額: 10万円
・保険期間、保険料払込期間: 65才

ただ、ニッセイでは、一度受取があれば生存している限り6回分はもらえる、であったり、無事故支払金で戻ってくるなど、手厚い分もありますから、そこは仕方のない部分でしょう。

以上、デメリットや注意点になります。

それでは続いて、長所やメリットもお伝えしますね!

日本生命・就業不能保険「もしものときの生活費」のメリットや長所、魅力

◎①いったん就業不能に該当すれば、すぐに職場復帰しても、6か月分はもらえる

「もしものときの生活費」のメリット一つ目は、いったん就業不能給付金を受け取るような状態になってしまったら(病気やケガでも精神疾患でも)とりあえず6か月分はもらえる(※生存していることが条件)、ということです。

例えば、精神疾患で3か月入院し、すぐに職場復帰したとしても、生きていれば6か月分はもらえます。 月額10万円ならば、×6で、60万円ということですからね。 これはかなり、助かるのではないでしょうか。

ちなみに、アフラックも、似たような取り扱いですが、ライフネット生命やアクサダイレクト生命では、この扱いがないので、ここは、日本生命の大きなメリットといえるでしょう。

◎②就業不能給付金、月5万円から契約できる

就業不能給付金の設定が、月額10万円~しかできない、という会社が多いのですが、「もしものときの生活費」は、月額5万円~契約することができます(給付金月額は1万円単位で設計できます)。

給付金月額5万円の契約なら、月々の保険料も抑えることができ、入りやすいでしょうし、給付月額5万円であっても、もしもの時にはかなり助かる額だと思います。

◎③給付金月額を、短期(1~17か月)、長期(18か月~)、別々の金額で設定できる

「もしものときの生活費」では、給付金月額を、短期(1~17か月)と長期(18か月~)でそれぞれ、別の金額で設定することができます。

これが、何のメリットなの??というと、
就業不能保険に入るそもそもの目的の一つは、長期の就業不能での収入ダウンに備えることだと思います。

長期の就業不能で傷病手当金(最長で1年半)が終わると収入は激減してしまう(障害年金も少ない)ので、そのダメージに備えるために、長期就業不能給付金を月額15万円や20万円に設定し、短期就業不能給付金を、月額5万円など低めに設定して保険料を抑えながら、長期を手厚くすることができるのです。

◎④うつ病など、精神疾患の就業不能も給付対象になっている

「もしものときの生活費」は、ライフネット生命やアフラックと異なり、精神疾患も給付金の対象になっていることです。
入院するか障害認定、最高17回まで、といったデメリットはありますが、ここは、他社との比較では強いところといえるでしょう。

◎⑤日本生命は国内最大手。会社規模や歴史など、安心感がある

規模が大きいからよい、という訳ではないですが、日本生命は純資産額でも、国内の生命保険会社(約40社のなか)で、第1位の保険会社です。
国内最大手の保険会社に任せている、という安心感は大きなメリットですね!

以上が、「もしものときの生活費」のメリットや長所、魅力になります。

就業不能保険を検討するときに、押さえておきたいポイント

さいごに、日本生命に限らず、就業不能保険を検討するときに、押さえておきたいポイントをお伝えします。

①短期でよいなら、損害保険会社の所得補償保険を検討するのもあり

日本生命に限った話ではないですが、60日の免責期間なんて長すぎる!!、と思う人は多いはずです。
なので、免責が7日間など、短く設定されている、損害保険会社の所得補償保険(あいおいニッセイ同和損保や、日立キャピタル社の「所得補償保険」」)も選択としてあります。

ただ、これはこれで、1年更新の注意点(給付金をもらうと基本的に次回以降は更新できなくなる)や、年齢とともに保険料が上がってしまう、保障も最大で2年間まで、など、といった弱さもあったりします。

②傷病手当金の制度は押さえておきたい

会社員であれば、就業不能保険の世話になる前に、健康保険の公的給付=「傷病手当金」の制度にすでに加入しています。

傷病手当金:病気やケガで4日以上働けなくなり、給料が減ってしまった時は、健康保険組合から給料の2/3の保障が、最長1年6か月間、受けられる、という制度。 会社員や公務員は、基本的に全員加入している。 ただし、扶養に入ってる主婦や、自営業で国民健康保険の人には、傷病手当金はない。

つまり、サラリーマンなら就業不能になったとしても、1年半は傷病手当金が出る(給料の2/3が保障される)ので、それなりの貯蓄があれば耐えられる、ということです。

ただ、1年半を超えて仕事ができず、障害年金を受給するようなレベルになると、所得が激減するので、それを補う目的、つまり長期の保障を考えて入るならば、ありだと思います。

ただ、自営業の人だと、傷病手当金がなかったり、と公的な社会保障が手薄なので、こういう人は、就業不能保険が必要な人だと思います。

まとめると、

・長期の就業不能の保障を備えたい人、
・健康保険の傷病手当金がない(自営業の人など)、

は入る価値は大いにあると思います。

そして実際に契約するときには、
就業不能への備えだけでなく、

・入院や手術(医療の保障)
・がん、心臓、脳などの大きな病気(3大疾病)

への守りをバランスよく考えていけばよいと思います。

この記事がお役に立てば嬉しいです。
けれども保険は難しく、できるなら私が皆さんに直接コンサルすればよいのですが、そうもいきませんし、記事では伝えきれないので、対面での各社比較サービスをおススメしています。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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