メットライフ生命・ビーウィズユープラスのデメリットや評判、注意点などFPが解説!

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ビーウィズユープラスが、2019年に入ってさらに利率がUPして、紹介される機会も増えているようです。

利率が高い、というと、魅力的に見えますが、その反面、気を付けたいデメリットや注意点、外貨一時払い商品に特有の短所もあります

難しい商品だとは思いますが、ネットの評判や口コミ、Q&Aなどを見ていると、間違った回答をされていたり、勘違いされている方も多いようなので、この記事では、専門家としてできるだけわかりやすく、

メットライフ生命、ビーウィズユープラスの、デメリットや注意点を中心に、詳細やメリット、長所短所などの特徴を、現役FPの視点から検証、評価し、お伝えしていきたいと思います。

ビーウィズユープラスは、① 「保障重視コース」 と、② 「保障&運用コース」 、の2種類がありますが、この記事では、① 「保障重視コース」 を中心に説明していきます。② 「保障&運用コース( 保険料の一部を、主に先進国の株式先物や債券先物等で運用(特別勘定といいます)する変額保険タイプ)、」の説明をすると、変額保険のカテゴリーになって、マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険や、アクサ生命のアップサイドプラスなどとの比較が中心になるので、それはまた、別の記事で紹介したいと思います

ではまず、デメリットの前に、メットライフ生命・ビーウィズユープラスの基本的な内容をかんたんにまとめてみます。

知っている人はさっと再確認下さいね!

メットライフ生命・ビーウィズユープラス「保障重視コース」の商品内容

名称内容
商品名メットライフ生命・ビーウィズユープラス「保障重視コース」
正式名称:利率変動型一時払終身保険(米(豪)ドル建 16)
主契約外貨建ての一時払い終身保険で、運用通貨を米ドルか、豪ドルかを選択。
死亡保険金、高度障害保険金。
最低金額・保険金(外貨建て)で、最低3万ドル~。
※円ぴったり入金特約を付ける場合は、最低300万円~
取扱範囲等・契約可能年齢: 0才~85才まで
・保険期間: 終身(一生涯保障)
・保険料払込方法: 一時払い(メットライフの指定口座に振り込み)
その他・非喫煙者割引: なし。
・配当金: なし。
・告知書のみで医師の診査は不要。
・ティーペック社の健康医療相談サービスあり
※2018.5月時点の情報です

解説していきますね!

メットライフ生命・ビーウィズユープラスは、外貨建の一時払終身保険です。

契約してすぐに、支払った一時払保険料を上回る死亡保障(ドル建て)を、一生涯確保しながら、積立金(解約返戻金)が増えていく仕組みの商品です。

通貨は、米ドルまたは豪ドルのどちらかを選択します(途中で変更はできません)。

積立利率は、米ドルが30年固定金利、豪ドルが20年固定金利で設定されていて、2018年に入ってから金利が上昇してきていて、2018年5月時点で、米ドル:年利4.27%、豪ドル:年利3.15%となっています。

これが、30年とか20年の固定金利ですから、日本円の商品に比べると、かなり高い利回りですね!

ちなみに、ビーウィズユープラスは、「利率変動型」という名前がついていますが、実際には、契約して当初の20年もしくは30年間は固定金利になっているので、事実上の長期固定金利の商品といえます。

基準利率保証期間(20年や30年)を超えて契約を継続するときには、それ以降は利率が変動する、という商品です。(更改後の基準利率は、米ドルは年2.0%、豪ドルは年2.25%以上が最低保証されています)

パンフレットには、『基準利率保証期間は5 年~30 年の5年きざみで当社が定める期間にて設定します。』 と書いてありますが、今のところ、この商品が出来てからは、米ドルは30年固定金利、豪ドルは20年固定金利で設定されています。

ざっとお伝えすると、このような内容です。

では、実際に、メットライフ生命・ビーウィズユープラスのデメリットや注意点は、どうなのでしょうか?続いて説明していきますね!

メットライフ生命・ビーウィズユープラスのデメリットや短所・注意点など


デメリットや注意点など4項目ほど、お伝えしていきますね!

△①為替レートが変動するデメリットがある

ドル建てなので、保険料を支払うときも、受け取るときも、為替レートによって金額が変わります。

契約者が受け取る保険金や解約返戻金も、その時の日本円-米ドルの為替レートによって、毎日変わるので、いざ、解約して使いたい、となったときに、円高(1ドル80円とか)だったときは、思っていた金額よりも少なかった!という可能性があります

参考として、1993~2015年(23年間)でのドル-日本円の過去の為替レートは以下のような数字でした。

 円/米ドル円/豪ドル
最大(円安)143.85円/ドル107.68円/ドル
最小(円高)76.14円/ドル56.60円/ドル
平均107.31円/ドル80.67円/ドル
1993~2015年(23年間)での為替レートの推移
最大と最小とで、2倍近くの開きがありますし、1年間の中でもプラスマイナス20%程度(豪ドルなら、40%程度)は動くので、受取時に円高になっていると、支払った金額よりも目減りしてしまうリスクがあるので、注意が必要です。

特に目的を決めていない老後の余裕資金ならば、円安になるまで待てるかもしれませんが、子どもの【教育資金】のように、時期が動かせない、学資保険のイメージで入っていたなら、いざ子どもの入学金で使いたい、ときに、思ったよりも少なかった、というリスクがあります

△②一時払いで購入するので円安時に契約すると、ドルが少ししか買えない

ビーウィズユープラスは、一時払いの商品なので、契約時に一括払いでドルを購入します。なので、契約したその時(具体的には入金した日)の日本円-米ドルの為替レートが、円安(たとえば1ドル140円とか)のときは、購入できるドルが少なくなります

利率も大切ですが、契約時の為替レート(実際には、保険料を一括で振り込んだ日)は、かなり重要です。

△③日本円に変えるときに為替手数料がかかる

外貨の商品は、日本円⇒外貨に換えるときに、為替手数料がかかります。

ビーウィズユープラスの為替レートは、三菱UFJ銀行の為替レート(TTM)に1ドルあたり50銭(0.5円)の為替手数料がかかります。
(保険料を払い込む時、受け取る時の両方に、1ドルあたり50銭(0.5円)の為替手数料がかかります。)

△④市場価格調整がかかるので、解約時の市場金利によって解約返戻金は左右される

一時払いの外貨建て商品は、「市場価格調整」という、解約返戻金が解約時の市場金利に左右される、という仕組みを採用している商品が多く、ビーウィズユープラスも、固定金利の商品でありながら「市場価格調整」の影響をうける商品です。

この、市場価格調整は、実はかなり注意しなければなりません。ちなみに、市場価格調整とは、パンフレットには以下のように記載されています。

市場価格調整とは、解約返戻金の計算の際に、運用対象となっている資産(債券など)の価値を解約返戻金に反映させる手法です。市場価格調整率は経過期間や市場環境の変化などによって変動します。なお、一般的に、債券の価値は、市場金利が高くなると下がり、市場金利が低くなると上がる性質があります。市場価格調整率には上限および下限がありません

正直、難しいですよね。。。

ざっくりと説明すると
固定金利の商品ではあるのですが、解約するときには、契約時の市場金利と、解約時の金利とを比較して、

契約時の金利よりも解約時の市場金利が高い場合は解約返戻金が少なくなり

その逆に、

契約時の金利よりも解約時の市場金利が低い場合は解約返戻金が多くなるのです

なぜかというと、例えば、4.0%で契約した商品を、市場金利が3.0%のときに途中解約すると、保険会社はそれを高く売却することができるため、その恩恵を解約返戻金に反映させますが、その逆に、4.0%で契約した商品を、市場金利が5.0%のときに途中解約すると、安くしないと売れないため、その分が解約返戻金に反映させて少なくなってしまうのです。

ビーウィズユープラスは固定金利ですが、実際の解約返戻金は「市場価格調整」によって左右されてしまう、という、注意点も持ち合わせているのです。※ちなみに、市場価格調整は、基準利率保証期間の後半になればなるほど、影響は小さくなります。

なお、この市場価格調整を受けないようにするためには、基準利率保証期間(20年や30年)ぴったりで解約することです。そうすれば、市場価格調整の影響を受けずに解約することができます。

※ぴったりで解約しないと、利率が更新されて市場価格調整がまた始まってしまうので、注意しましょう

以上が、デメリットや短所、注意点になります。

ただ、デメリットがある一方で、メットライフ生命・ビーウィズユープラスのメリットとしては、

メットライフ生命・ビーウィズユープラスのメリット・長所


メリットも、9つほど紹介しますね!

◎①外貨建ての商品のため、円建てに比べて利率が高い

ビーウィズユープラスは、特に2018年になってから利率が上がってきていて、2018年5月時点で、米ドル:年利4.27%、豪ドル:年利3.15%となっています。

日本円建てで、似たような商品で検討しても、利率も1%にもならないので、円建てに比べて利率が高いのがメリットです。

◎②20年、30年の長期の固定金利になっている

ビーウィズユープラスは、市場価格調整はあるものの、20年(豪ドル)、もしくは30年(米ドル)といった長期間にわたって高い利率で運用してくれることです。具体的には、以下のようなイメージになります。

経過年数保険金額一時払保険料解約返戻金額返戻率
5年100,527 $27,272 $27,180 $99.7%
10年32,550 $119.4%
15年39,070 $143.3%
20年46,930 $172.1%
25年57,020 $209.1%
30年69,480 $254.8%
(2018.5月時点)メットライフ生命
ビーウィズユープラス
30才・男性、保険期間:終身
通貨:米ドル
基準利率:年4.27%
基準利率保障期間:30年
一時払い保険料:300万円
(円ぴったり入金特約)
110円/米ドルの場合

解説しますね!
30才男性の例のプランです。
2018年5月は、米ドル建てが、年利4.27%です。

基準利率保証期間が終了する30年ちょうど(市場価格調整の影響を受けない)のタイミングでは、外貨ベースで、254%もの利回りを固定で約束しているので、魅力的に見えますね!

◎③保険会社の商品なので、破たんしたときの法的な保護がある

例えば、外貨預金を銀行などでしていて、もし破たんしてしまった場合は、外貨預金は預金保険の保護の対象外になっているので法的な保護がないのですが、
保険会社の外貨保険の商品であれば、保険会社の破たん時には、生命保険契約者保護機構があって、責任準備金(積立金とほぼ同じ)の90%までは守られる、という保護を受けることができます。

ビーウィズユープラスは、生命保険会社の商品なので、もし保険会社が破たんしてしまっても法的な保護が受けられるのです。

◎④保険金額3万ドル(約330万円)から契約できる

ビーウィズユープラスは、最低で保険金額3万ドルを確保できれば、契約することができます。

契約時の年齢や利率にもよりますが、20~30代の方ならば、日本円で100万円程度の金額があればスタートできます。

他社の外貨一時払いの商品は、最低でも日本円で200万円程度~という商品が多いなかで、ビーウィズユープラスは、少額からでも始められるのが嬉しいですね。※円ぴったり入金をするときは、最低300万円~になります。

◎⑤支払った保険料に対する保障額(死亡保障)が大きい

ビーウィズユープラスは、一括払いした保険料で、まず、預けた分以上の保障(死亡保障)をもつことができます。

先ほどのプラン例では、300万円を支払って、約10万ドル(日本円で、約1,100万円)の保障をもてているので、積立金を増やしながら、3倍以上の生命保険で守られます。

扶養家族がいるなどで、死亡保障をもっておきたい人には大きなメリットでしょう。

◎⑥為替のメリットが受けられる

ビーウィズユープラスは、外貨建てで解約返戻金が増えていくので、ある程度の時期で、相場が円安(例えば1ドル140円とか)になったときに、解約するなどして円に変えるとより、プラスにすることができます。

為替の変動はデメリットだけではなく、円安時に解約すると、さらに増やすことができるので、早めにやめて利益を確定させてもよいでしょう。

◎⑦税金面でのメリットがあり、相続にも使いやすい

ビーウィズユープラスは、生命保険ですから、あらかじめ死亡保険受取人を指定しておくことで、「誰に」わたすのかを決められますし、生命保険には、相続税法12条の非課税枠「500万円×法定相続人の数」が使えるので、そのまま銀行預金で置いておくよりも、節税の効果が期待できます。

また、相続までは、考えていなくて解約返戻金として増やすのが目的でも、ビーウィズユープラスは、解約返戻金は「一時所得」として取り扱うので、増えた金額(要は儲かった金額)から50万円を引いて、1/2した部分のみの課税になるので、優遇されているのです。

◎⑧保険加入時の告知(診査)項目が少ないので、入りやすい

ビーウィズユープラスの加入時の診査(健康告知)は、生命保険でありながら、かなり少ない質問項目になっています。

具体的な告知項目をざっくりとお伝えします。

・最近3か月以内に入院をしたり、すすめられていないか?
・過去5年以内に、統合失調症や認知症で医師の診察をうけていないか?
・手足指の欠損や言語そしゃく、視力など障害などがないか?
・過去5年以内に、がんや糖尿病や狭心症など(他、疾病を列挙)での診察がないか?

の4つの質問項目が、すべて「いいえ」なら、OKということになっています。

健康診断結果で要精密検査、数値が高くて入れない、という方でも入りやすい商品といえます。※告知項目の詳細は、保険会社や代理店にご確認下さいね。

⑨各種サポートサービス(健康や医療の無料相談)が付いてくる

ビーウィズユープラスには、日々の健康や治療のときのサポートなど、無料で相談できるサービスが付いてきます。

また、メットライフクラブのサービス「会員登録制のリゾートホテルやレジャー施設などの割引や優待」も使えます。

健康医療相談サービスは、いざ、困った状況になって、セカンドオピニオンなどの専門的なアドバイスが欲しい時には、かなり助かるのではないでしょうか。

以上のように、メリットや長所を9項目紹介しました。

さいごに

いかがでしたか?

メットライフ生命・ビーウィズユープラスは、2018年になってから、利率が4.0%を超える(米ドル)など、かなり利率が高くなって、魅力がアップしているので、案内される機会も増えてくると思います。

この利回りの高さは、円建ての商品にはない、メリットだと思いますが、デメリットや注意点も確認されたうえで、
検討する時は、他社の、

・マニュライフ生命(未来を楽しむ終身保険)
・アクサ生命(アップサイドプラス)

なども一緒に、比べられたらよいと思いますよ!

この辺りは、設定した目標額に到達した場合、円建での運用成果を自動的に確保する目標設定(ターゲット型)が選べたりするので、死亡保障はそんなに要らないけれど、しっかりと運用で増やしたい、というのならば、ぜひ比べてみたらよいと思います

けれども保険は難しく、できるなら私が皆さんに直接コンサルすればよいのですが、そうもいきませんし、記事では伝えきれない所もあるので、対面での各社比較サービスをおススメしています。

以下で紹介している、①保険ゲート(来てくれるFP)②来店型保険ショップ(ライフル)、とも無料ですから、セカンドオピニオン的に使ってしっかりと比較するのもOKでしょう!

無料なのに、コンサルのレベルはかなり高いようです(^^♪

①訪問してくれるFP(ファイナンシャルプランナー)の無料相談「保険ゲ-ト↓」
保険ゲートの無料相談サービス♪

②保険ショップの検索・予約サイトの「ニアエル保険相談↓」
全国の窓口にネットでかんたん予約

皆さまのお役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
下におすすめ記事を載せていますので、ぜひ一緒にご覧くださいね!

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コメント

  1. GO より:

    2018年の夏頃、基準利率4.43% ドル為替レート111円のタイミングで、資産運用目的でメットライフのビー・ウィズ・ユーに入りました。預けた金額は1000万円(約90000$)。FPの話を聞いても十分には理解できなかったけど、ここに書かれていることでより深く理解できました。とってもわかりやすい! 感謝です。同時にアクサのアップサイドプラスにも、こちらは豪ドルで入ったので、そちらも読んでみます!

    • hokenadvice より:

      GO様
      基準利率4.43% ということは、いい時期に契約されていますね!
      けれどビーウィズユープラスは、かなり難解な商品なので、
      この記事は保存版で何度も読んで下さると嬉しいです。
      (アクサのアップサイドプラスの記事は、まだ書けていないので、
       がんばって書きます)
      嬉しいコメントありがとうございます!