ソニー生命・学資保険の返戻率やデメリット!注意点をFPが徹底解説!

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ソニー生命の学資保険は、返戻率がトップクラスに高くて人気ですが、デメリットや注意点もしっかりとあります。

特に、この商品は2017年に改定されて、いくつか注意点が増えているので、今回の記事では、その内容も踏まえて、ソニー生命・学資保険の返戻率やデメリット、注意点などについて、現役FPの視点から、徹底的に検証して、お伝えしていきます!

まず、返戻率やデメリットなどの具体的な内容の前に、ソニー生命・学資保険の概要をかんたんにまとめてみます。

ソニー生命の学資保険は、ものすごく一般的な学資保険です。

契約者が支払った保険料は貯蓄になっていきますので、契約時に決めた年齢になったときに、進学学資金や満期学資金がもらえる、というものです。

契約者が支払った以上に、少し増えて戻ってくる商品で、返戻率の高さがソニー生命の人気の理由です

じゃあ、銀行の貯金とどう違うの?

学資保険の『保険』の部分ってなに?というと、保険料払込期間中に、契約者(親)が死亡したり障害になったときには、それ以降の保険料払込が免除になって、でも予定していた満期額資金は減らされることなくもらえる、というのが保険の機能になっています。

それでは、さっそく、ソニー生命の学資保険の具体的な商品内容です。後で解説しますので、必要な項目だけ、ざっと、ご確認くださいね! ちなみに公式な情報はこちらです⇒[公式HP:ソニー生命の学資保険]

ソニー生命・学資保険(無配当)の商品内容詳細

名称内容
商品名ソニー生命・学資保険(無配当)Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型
主契約・以下の3タイプから選択する。
Ⅰ型:中学~高校~大学むけ。 Ⅱ型:大学むけ。 Ⅲ型:大学進学後の毎年の資金むけ。
・子どもが所定の年齢に達したときに、「進学学資金」を、保険期間満了時には、「満期学資金」が支払われる。
・保険期間中に契約者が万一(死亡・高度障害・所定の身体障害)がおきた場合、以後の保険料の払込は免除される。
(保険期間中に子どもが死亡したときは、死亡給付金として既払込保険料相当額が支払われる)
契約可能年齢0才~3才まで。出生前でも、140日以内(Ⅲ型は91日)前から契約可能。
保険金額50万円~1,000万円(Ⅲ型は10万円~500万円)。月払いは3,000円以上~可。
払込方法口座振替(月払い、半年払い、年払い)。クレジットカードは不可
その他非喫煙者割引:なし、兄弟割引:なし

それでは、解説をしていきますね!
ソニー生命の学資保険は、Ⅰ~Ⅲ型まで3種類あります。

①学資保険・Ⅰ型

中学校入学前、高校入学前、大学入学前の計3回に分けて受け取るタイプです。中学校入学前、高校入学前に、満期額資金の30%を受け取ります。30%というのは指定されていてこの割合を変更することはできません。

20才満期と22才満期の場合は、大学入学前も100%となっています

大学入学前の満期額資金が100万円ならば、
30万+30万+100万⇒合計160万円 受け取るようなイメージですね。

中学・高校での進学学資金は受け取らずにそのまま据え置いておくこともできますし、据え置いておくと少しだけ増えます。

②学資保険・Ⅱ型

中学、高校では受け取らずに、大学入学前の満期時のみに、一括で受け取るタイプです。途中で受け取らないタイプなので、Ⅰ型よりもⅡ型の方が返戻率は高くなります。

※20才満期と22才満期の場合は、大学入学前と満期時の両方に100%でます

実際には、Ⅱ型を選ぶ方が多く、17才満期や18才満期のⅡ型が多いです。

③学資保険・Ⅲ型

大学に進学したあとの毎年の教育資金として受け取るタイプなので、22才満期のみです。入学前とその後、毎年同じ額を受け取るタイプで、受け取り時期が一番遅いので、Ⅰ型、Ⅱ型よりも最も返戻率が高いです。

返戻率の高さが、ソニー生命・学資保険の人気の理由なのですが、実際にどのくらいの返戻率なのか、続いて説明していきますね!

ソニー生命・学資保険の返戻率

Ⅰ型~Ⅲ型まで、パンフレット記載のプランで説明していきます。

ちなみにパンフレット記載のプランは、返戻率を高くするために、保険料払込期間を10年間、とあえて短く設定し、満期まで据え置いて受け取るようになっています

それではまずは、Ⅰ型からです。

契約者の年齢満期学資金額受取総額(A)月払い保険料払込総額(B)返戻率(A/B)
25才・男性100万円160万円
※受取総額(160万)=30万+30万+100万で計算
13,100円1,572,000円101.8%
30才・男性13,110円1,573,200円101.7%
35才・男性13,130円1,575,600円101.5%
40才・男性13,170円1,580,400円101.2%
(2018.2月時点)ソニー生命・学資保険【Ⅰ型】、18才満期、保険料払込期間:10年間
被保険者:0才、満期学資金:100万円

続いて、Ⅱ型です。

契約者の年齢満期学資金額受取総額(A)月払い保険料払込総額(B)返戻率(A/B)
25才・男性100万円100万円7,940円952,800円105.0%
30才・男性7,950円954,000円104.8%
35才・男性7,960円955,200円104.7%
40才・男性7,980円957,600円104.4%
(2018.2月時点)ソニー生命・学資保険【Ⅱ型】、18才満期、保険料払込期間:10年間
被保険者:0才、満期学資金:100万円

最後に、Ⅲ型です。

契約者の年齢満期学資金額受取総額(A)月払い保険料払込総額(B)返戻率(A/B)
25才・男性40万円200万円
※受取総額(200万)=40万×5回で計算
15,532円1,863,840円107.3%
30才・男性15,540円1,864,800円107.3%
35才・男性15,568円1,868,160円107.1%
40才・男性15,616円1,873,920円106.7%
(2018.2月時点)ソニー生命・学資保険【Ⅲ型】、22才満期、保険料払込期間:10年間
被保険者:0才、進学学資金:40万円

Ⅲ型を見ると、保険料を短く10年間で払い込み、その後、18才~22才まで毎年40万円を5回ですから、107%もの返戻率の高さを実現できているので、魅力的に映りますね!

ちなみに、ソニー生命公式ホームページ【学資保険準備スクエア】で、ある程度のシミュレーションも可能ですよ。

ただ、、、学資保険のデメリットや注意点もありますから、続いて説明していきますね!

ソニー生命・学資保険のデメリットや注意点など


デメリットや注意点などをお伝えしていきますね!

①無配当で、5年毎利差配当でなくなってしまった

2017年に改定された後の学資保険では、配当金がなくなりました。配当というのは、保険会社が予定していた以上に利回りが付いた場合はそれを契約者に還元しましょう、というものなのですが、以前のソニー生命・学資保険は、【5年毎利差配当】だったのですが、今は、無配当になってしまいました。

②ソニー生命の学資保険には、兄弟割引の制度はない

フコク生命の学資保険【みらいのつばさ】のような、兄弟割引の制度はありません。

③保険料の支払いでクレジットカードは使えない

ソニー生命は、保険料の支払いにクレジットカードは使えません。保険会社として事務コストが掛かるのでという理由ではありますが、カードのポイントを貯めている人には少し残念ですね!

④0才で契約しないと、選択肢できるプランがかなり限定されてしまう

子どもが0才のときに契約しないと、選択できるプランがかなり限定されてしまいます。
子どもが1才だと、18才(17才)満期の18才(17才)払込終了プランはもう選べないし、3才になると、20才満期か22才満期の限られたプランしか選べないのです。4才になると契約できません。

⑤満期学資金の受取りが間に合うか注意する

子どもの生年月日や契約するタイミングによって、17才満期か18才満期かを注意しなければなりません。ソニー生命学資保険は、設計書に、子どもの進学時期が記載されているので、想定している入学時期と受取のタイミングによって、満期を17才か18才かに設定して下さいね!

⑥高校進学には使えない。基本的に大学向けの商品です

学資保険というものがそもそも、基本的に大学進学向けの商品なので、高校進学のときのお金としては使えません。Ⅰ型であれば、高校進学の時に、30%は受け取れますが、30%程度では、高校が私学になったときには、毎年、100万円程度はかかるので、資金がきびしくなることが予想されます。

⑦保険としての保障機能は薄いこと

学資保険の保険の機能としては、契約者(親)の万一のときには、それ以降の保険料の支払いが免除される、というシンプルな機能のみでした。

子どもの医療保障などは付けずに、その分、返戻率を追求している商品でした

ただ、子どもが生まれた=契約者(親)の生命保険の保障額もそれなりのものにしておく必要がありますので、それ以降の保険料が免除された程度では、心もとないというのが現状なので、他で、保険を掛けておく必要があるでしょう。

⑧インフレ(物価上昇)に弱いこと

配当金もなく、インフレ(物価上昇)にも連動していないので、今後、物価の価値が大きく上がった時には、お金の実質的な価値が下がる、ということなので、物価上昇に弱い商品です。

ただ、子どもが進学するまでの10数年であれば、よほどのインフレにならない限り、それほど大きな影響はないのかな、とも思えます。

⑨返戻率の高さは、実はそれほどでもないこと

返戻率の高さが、ソニー生命・学資保険のウリですが、実際の返戻率の高さは、実はそれほどでもなかったりします。

実は、子ども手当(児童手当)を活用したプランの、払込期間15年間の、低解約返戻金型の終身保険(オリックス生命のライズなど)や、ドル建てや変額保険のほうが良かったりもします。

参考:(学資版)オリックス生命・終身保険「RISE」ライズの設計例 30才男性、保険期間:終身、保険料払込(低解約払戻)期間:15年間

経過年数年齢保険金額払込保険料累計解約時返戻金差額(利益)返戻率
5年35才500万円1,304,100円875,400円-428,700円67.1%
10年40才2,608,200円1,833,450円-774,750円70.3%
15年45才3,912,300円
※払込終了
4,010,600円98,300円102.5%
16年46才4,031,900円119,600円103.1%
17年47才4,055,100円142,800円103.7%
18年48才4,078,350円166,050円104.2%
19年49才4,101,550円189,250円104.8%
20年50才4,124,750円212,450円105.4%
21年51才4,147,850円235,550円106.0%
22年52才4,170,950円258,650円106.6%
(2018.2月時点)オリックス生命・終身保険「RISE」ライズ
30才男性、保険期間:終身、保険料払込(低解約払戻)期間:15年間
死亡保険金額:500万円、払込保険料:21,735円/月
特定疾病保険料払込免除特則:なし

低解約返戻金型の終身保険(オリックス生命のライズなど)の学資プランは、こちら⇒『オリックス生命・ライズの評判やメリットは?学資活用のコツも!』にも詳しく書いていますので、ぜひ比較してみて下さいね!

以上が、学資保険のデメリットや注意点になります。
ただ、学資保険のメリットとしては、

ソニー生命・学資保険のメリット


学資保険のメリットとしては、

①保険機能があること

契約者が万一、死亡・高度障害・所定の身体障害になってしまったら、以後の保険料の払込は免除される、という機能ですね。

②税金が少し安くなること

生命保険料控除が受けられるので、税金が少し安くなります。

③銀行や郵便局で貯金するよりも、少しだけ増える

銀行で普通預金にするよりは、少しだけ増えます。

④毎月、自動的に貯蓄していってくれる

保険会社の商品を使って、毎月自動的に貯金していってくれるので、自分で貯める自信がない人には便利な仕組みです。

といったメリットがあるので、シンプルな学資保険のみでよい、と考えている人には、ソニー生命・学資保険はとても合っている商品だと思いますよ!

さいごに

いかがでしたか?
ソニー生命・学資保険のデメリットや注意点などを知ったうえで、検討する時には比較の材料として、

・(学資版)オリックス生命・終身保険「RISE」ライズ

も比較してご検討されれば良いと思いますよ。

ご参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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皆さまのお役に立てば嬉しいです。
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