アクサ生命ユニットリンクの評判やデメリットなど!現役FPが解説!

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ユニットリンクの評判やデメリットを
ネット検索すると、

・投資信託との比較で、あまりいいイメージで書かれていなかったり、
・仕組みが複雑すぎてよく分からない! とか、
・保険が付いて積立金が増えるなら検討する価値もありなのかな? と悩まれている、、

といった記事が多いのですが、実際に保険商品としては、どうなのでしょうか?


今回の記事は、保険商品としてみた、アクサ生命・ユニットリンク保険を、現役のFPの視点から解説し、アドバイスしていきます。

まず、アクサ生命の変額保険・ユニットリンクの基本的な内容やメリット、デメリットからご説明します。

アクサ生命の変額保険・ユニットリンクの基本的な内容やメリット、デメリット

アクサ生命のユニットリンクは、死亡・高度障害への保障を準備することができる養老保険タイプの変額保険です

死亡・高度障害の保険が付いていますから、これは生命保険になります。

メリットとしての特徴は、

・掛け捨てではなくて、貯蓄タイプの保険になるので、資産形成(要は貯蓄)をしながら、もしもの時の死亡・高度障害への備えが一緒にできること

・保険期間(契約時に決める)の満了時や、途中で保険を解約する時には、特別勘定の資産の運用実績に応じた満期保険金や解約返戻金を受け取ることができること

保険期間(満期時)は、ある程度、自由に選ぶことができること。(50才~80才、10年~30年間までで5年刻み、最長80才まで設定が可能なので、選択肢が多いこと)

・満期保険金の年金受取(何年間かに分けて分割で受け取ること)や、契約の途中で、一生涯の終身保障や、払い済み保険に、内容変更することができること

・途中でどんなに運用実績が悪くて、積立金がマイナスになっていたとしても、死亡・高度障害の時に支払われる保険金額は、契約の時に決めた保険金額を下回ることはないこと

上記のようなメリットがあります。

その一方で、デメリットとしては以下のような特徴があります。

・契約者が選んだ資産(特別勘定のこと)の運用実績によって、受け取るお金が増えたり減ったりする商品であり、解約返戻金や満期保険金への最低保証もないので、場合によっては、払い込んだ額よりも、受取金額が少なくなってしまう可能性があること。

(ちなみに保険料のなかには、他の投資信託などと同じように、運用手数料も含まれているので、払い込んだ保険料のすべてが運用に回るわけではなく、保険としての経費も含まれています)

・契約してから10年未満の解約には解約控除といって、早期であればあるほど積立金から一定の比率で差し引かれてしまうので、10年以上は継続しないとメリットがでにくいこと

以上になります。

ざっくりとまとめると、

運用成果が良い時に解約したら、大きく増えて受け取れるのがメリットですが、運用成果が悪いと、支払った保険料よりもマイナスになることもあるのが注意点です。

ちなみに、ユニットリンクの保険設計書を見ると、運用実績の例示として、-3%、0%、3%、6%の時の解約時払い戻し金が記入されていますが、

これはあくまで、例示の数値になっているので

運用成果によってはこれ以上も、これ以下もあるので、払い込んだ以上に増えて返ってくることもありますが、その逆に、支払った金額よりも下回ることもあります。

そして、運用対象となる特別勘定(要はファンドのこと)は、8種類あって、契約者自身が選択をすることになります。

8種類の内容と、実際の運用成果について、続いてご紹介していきましょう。

8種類の特別勘定と実際の運用成果はどうなっている?

ユニットリンク保険は、契約者が支払った保険料の運用先(特別勘定)を、契約者自身が選ぶわけですが、選択する特別勘定は8種類あり、以下のような内容になっています。

 特別勘定の種類資産配分運用方針(抜粋)
1安定成長バランス型日本株式20%、外国株式20%、日本債券30%、外国債券30%主として国内外の株式および債券に投資する。
2積極運用バランス型日本株式25%、外国株式35%、日本債券20%、外国債券20%主として国内外の株式および債券に投資する。
3日本株式プラス型日本株式100%主として日本の株式を投資対象に、積極的な運用を行う。
4外国株式プラス型外国株式100%日本を除く世界各国の証券取引所上場株式への投資を行う。MSCIコクサイ指数をベンチマークとする。
5世界債券プラス型世界債券100%世界各国の投資適格債(BBB格以上)を投資対象とする。
6オーストラリア債券型オーストラリア債券100%主としてオーストラリア・ドル建の国債、公社債に投資する。ブルームバーグ・オーストラリア国債インデックスをベンチマークとする。
7新興国株式型新興国株式100%新興国の株式市場(MSCIエマージング・マーケット・インデックス)に連動した運用を行う。
8金融市場型短期金融資産100%主として円建の短期公社債や短期金融商品に投資する。
2017.11月時点の内容を記載。特別勘定の種類や運用方針などは変更されることがあります。

いかがですか?

普段から株式や投資信託などを使って、個人で資産運用をされている方ならば、内容がイメージできると思うのですが、多くの方はこの表を見てもあまりピンとこないのではないでしょうか??

さらに、

特別勘定は1種類だけでなく、8種類の中から5%単位で組み合わせて契約者が自由に設定できる

と言われても実際にどう選んだら良いのか。。。多くの方が悩む所なのです。

この特別勘定の選択の部分が、ユニットリンク保険の入り口での難しい部分であり、しかし同時に、この部分が、ユニットリンク保険の魅力や醍醐味でもあるのです。

ちなみに、資産の運用実績(2017年11月時点)に関しては以下のようになっています。

 特別勘定の種類運用開始時指数値(開始時)指数値(2017.11月)開始時からの上昇率
1安定成長バランス型2009年1月100180+80%
2積極運用バランス型2009年1月100210+110%
3日本株式プラス型2009年1月100254+154%
4外国株式プラス型2009年1月100289+189%
5世界債券プラス型2009年1月100146+46%
6オーストラリア債券型2015年4月10097-3%
7新興国株式型2015年4月100104+4%
8金融市場型2009年1月10096-4%

株式と債券とをミックスさせた「バランス型」でもそれなりの運用成果を出していますね!

特別勘定をどれにするか?は、契約者の自由な選択なので、「これを選んだらよいですよ」、というのはありませんが、

どの特別勘定にしたらよいのかな?で迷っておられるのならば、

ユニットリンクでは、資産配分を総合的にミックスさせている、「バランス型(安定成長型か積極運用型)」が用意されているので、

とりあえずスタート時は、「安定成長バランス型」か、「積極運用バランス型」、で初めてみて、
慣れてきたら途中で変更するのもありだと思います。(途中での繰り入れ比率の変更は何度でも可能です)

(ちなみに、特別勘定の選択について筆者の個人的な主観をいうと、価格の変動は大きいですが、先ほどの表で見ても投資成果が一番高い、という理由で、外国株式プラス型が一番よいのかな、と思っています。

ユニットリンクは10年以上の長期保有が前提の商品なので、月払い契約で長期間分散させると、大きな成果が期待できますからね!あくまで筆者個人の主観なのでご参考程度になさって下さいね!)

続いて、ユニットリンクに関しての注意点についてお伝えしていきます。

ユニットリンクの注意点は、10年未満の解約控除があること

ユニットリンクの注意点として、契約してから10年未満で解約や払済にすると、解約控除といって積立金から一定の率の金額が差し引かれてしまうことです。

契約から早期であればあるほど、解約控除も大きいです。

特に契約してから1~2年程度での解約だと、ほぼお金は返ってきません。

ただ、契約してから10年経過後からは解約控除の期間は終了しますので、それからは「払済み」といって、解約はせずにそのまま保険を据え置きにしておくようなことも、可能になります。

契約するならば、少なくとも10年以上は継続する予定で契約しましょう!

さいごに、まとめとして、現役FPの視点から検証やアドバイスなどをしていきたいと思います。

さいごに

ユニットリンクは投資性の高い商品ということもあって、ネット検索をしていると、投資信託との比較でおススメできない、という内容をみることが多いです。

投資目的での契約を検討しているならば目的が違いますから、筆者も基本的に他の方と同じ意見です。

ユニットリンクは生命保険の商品ですから、死亡・高度障害に対する諸経費が、保険料が含まれていますからね。支払った保険料が全て運用に回るわけではありません。

ですから、死亡・高度障害の保障は不要だけれど資産運用の商品として考えている、という場合は、他の投資商品の方が向いていると思います

資産運用するのが目的ならば、ユニットリンクで行うのではなく、例えば、

  1. 株式や投資信託を直接購入する
  2. 投資信託の毎月積み立て投資をする
  3. 2018年から始まる積立NISA(つみたてにーさ)で積立をする
  4. 個人型確定拠出年金(イデコ)を老後の備えとして初めてみる
  5. 個人年金保険で積立する(円建て・ドル建て・変額個人年金など)

などの選択肢が、リスクの許容度を考えながらできますからね!
とくに、上記1~3であれば、短期的な投資として使うことができますね。

ユニットリンク保険の目的やメリットは、まさかの時の死亡・高度障害の備えをしながら長期的な資産形成ができる、ということですからね!

死亡・高度障害の保障がそもそも必要ない、という方であれば、別の投資商品のほうがいいですよ。

ただ、
まさかの時の死亡・高度障害の備えもしておきたい、という方に関しては、お伝えしてきたような注意点や複雑さもありますが、

・保険商品としては優秀ですし、
・資産運用も兼ねた金融ポートフォリオのひとつとして、
・支払った保険料は生命保険料控除のメリットで節税効果も受けることができますから

ユニットリンク保険は悪い商品ではなく、むしろおススメしたい商品のひとつであります。

長期保有をしつつ運用成果が好調なタイミングでの途中解約や減額を前提として、保険期間を長めの65才や最長の80才までで設定しておけば、もし途中で死亡があっても家計全体としては収支をプラスにできる可能性が高いですからね。

充分に魅力的な商品であると思います。

ちなみに、商品の詳しい説明はこちら⇒アクサ生命、公式ホームページです。

2018.2.17追記情報
2018.1月~契約者が選ぶ特別勘定に、以下の2つが追加されることになりました。

 特別勘定の種類資産配分運用方針(抜粋)委託会社
9日本株式型日本株式100%(JDFインデックスファンド国内株式F)主として日本のTOPIX(東証株価指数)と連動した投資成果を目指す、インデックスファンド。ブラックロック・ジャパン株式会社
10世界株式プラス型世界株式100%(キャピタル世界株式ファンドVA)世界各国(先進国だけでない、全世界)の株式を主な投資対象とする、アクティブファンド。キャピタル・インターナショナル株式会社
ユニットリンク、2018.1月に追加されたファンド(特別勘定)
・【日本株式型】を運用するブラックロック社とは、世界最大の資産運用会社(※2017.12月時点:運用資産残高ベース)ですし、

・【世界株式プラス型】を運用するキャピタル社は、米国のアクティブ型(積極的に資産を増やそうとする運用)のファンドとしては高い実績を出してきている資産運用会社です。

アクサ生命として、ユニットリンクは力を入れている商品であるようですね。複雑な商品でありながらも、この商品の契約者数は、販売から右肩上がりで増えていっているようです。』

ただ、
ユニットリンクのような変額タイプの養老保険を検討しているのであれば、
他社(ソニー生命・東京海上日動あんしん生命など)からも同じ種類の商品が販売されているので、比較検討のうえでご納得してからのほうがよいと思います。

他社の同じような商品(変額保険)の記事は、こちらの記事⇒「ソニー生命の変額保険の世界株式の評判!選ぶ時のコツを徹底解説!」にも詳しく書いていますので、読んでいただけると嬉しいです♪

特に、ソニー生命のバリアブルライフ変額保険(有期型)は、まるで、お小遣いのように途中で運用益を引き出せたりする、ので、ソニー生命を見ずして、ユニットリンクを契約するのはないと思いますよ! 特に、ソニー生命の世界株式型は、すごいです。

こちらの記事⇒「ソニー生命変額保険の運用益の引き出しとは?現役FPが解説!」に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

けれども保険は難しく、できるなら私が皆さんに直接コンサルすればよいのですが、そうもいきませんし、記事では伝えきれない所もあるので、対面での各社比較サービスをおススメしています。

以下で紹介している、①保険ゲート(来てくれるFP)②来店型保険ショップ(ニアエル)、とも無料ですから、セカンドオピニオン的に使ってしっかりと比較するのもOKでしょう!

無料なのに、コンサルのレベルはかなり高いようです(^^♪

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皆さまのお役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

こちらの記事⇒「先進医療特約に重複加入しても受け取れない?現役FPが解説します!」も一緒にいかがですか?ぜひご覧ください。

こちらの記事⇒「通販型自動車保険のデメリットだらけ!14個をFPが解説!」も一緒にいかがですか?ぜひご覧ください。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    運用実績の上昇率のところ、間違ってませんか?100のものが180になった時、上昇率は80%だと思います。
    全部100ずつ多く書かれているようです。

    • hokenadvice より:

      通りすがり 様
      コメントありがとうございます!
      おっしゃる通り、資産の運用実績100⇒180なら、+80でした。
      貴重なご指摘、ありがとうございます。
      (資産の運用実績の表は修正いたしました)