オリックス生命は大丈夫?現役FPが詳しく解説します

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CMで良く見ますが、契約する保険会社を選ぶ=大切なお金を長期で預けることなので、その会社、本当に大丈夫?って慎重になりますよね。実際、この点は筆者自身も意識していて、扱ってきた保険会社については、都度調べる習慣を持っていました。

今回は、オリックス生命ってどんな会社?会社の概要や健全性、実際の評判や格付け、契約するならココは気を付けてほしいポイント!などを解説します。

では、まず、オリックスとは、どんな会社なのでしょうか?

オリックスってそもそもどんな会社?

オリックスはカタカナですが、日本の会社です。リースやレンタカー、野球(オリックス・バファローズ)のイメージが強いのではないでしょうか?野球のオリックス球団は、イチロー選手が在籍していたことでも有名ですね。

ちなみに野球以外ではレジャー施設も運営していて、すみだ水族館、京都水族館、新江ノ島水族館の運営会社でもあります。

レンタカーも有名ですね。
カーシェアリングは会員数で全国2位(1位はタイムズ)だそうです。(2016.3月時点)

会社の規模は、東証一部上場企業の時価総額ランキングでは、第49位(約1.9兆円※グループ全体、2016年7月時点)にランクしていて、保険会社で比較すると、第一生命:第66位(約1.6兆円)、かんぽ生命:第86位(約1.3兆円)よりも大きいということですから、かなりの企業規模といえます。

時価総額って?
時価総額とは、その会社の株価に、発行済株式数をかけたものです。
時価総額が大きいならば、業績や将来への期待も大きいといえます

その生命保険事業である、オリックス生命の概要(2017.3月時点)は以下のとおりです。

オリックス生命の概要

  • 社名:オリックス生命保険株式会社
  • 設立:1991年4月
  • 本社所在地:東京都港区
  • 資本金:590億円
  • 総資産:1兆8996億円
  • 株主:オリックス株式会社(100%)
  • 保有契約件数:350万件
  • 従業員:1510名

1991年~のスタートで約30年弱になり、日本の保険会社の中では中堅レベルといえるでしょう!

続いて、実際の評判や格付けについてお伝えしていきます。

オリックス生命の実際の評判や格付けはどうなの?

実際の評判や格付けはどうなっているのでしょうか?

FP(ファイナンシャルプランナー)からは医療保険(新キュア)の評価が高い

保険の専門家であるFPからは、医療保険を高く評価されているようです。

『週刊ダイヤモンド』(2017年)のプロが薦める商品ランキング(医療保険部門)で4年連続1位を獲得していて、バランスの良い保障内容とお手頃な保険料が、FPから評価されているとのことです。

信用格付けは、A評価を受けています

保険会社ですから、外部機関からの信用度は重要な指標です。格付けは以下のとおりです。

保険金支払能力 A+(エープラス)

格付投資情報センター(R&I)の格付けは、A+(エープラス)です(2017年5月時点)。
ちなみに、A+とは保険金支払能力は高く部分的に優れた要素があるという評価です。

格付投資情報センター(R&I)とは?
日本の主要な格付会社の一社です

保険財務力 A-(エーマイナス)

スタンダード&プアーズ(S&P)の格付けは、 A-(エーマイナス)です(2017年5月時点)。
ちなみに、A-とは保険契約責務を履行する能力は強いが上位2つの格付けに比べ、事業環境が悪化した場合、その影響をやや受けやすいという評価です。

スタンダード&プアーズ(S&P)とは?
米国の格付会社スタンダードプアーズ社のこと。
世界最大級の格付け会社です

ちなみに信用格付けは、一番下のC(信用力が低い)から一番上のAAA(信用リスクが高い)までランクがあります。

オリックス生命の格付けは、A+とA-でした。日本の保険会社の格付けはA評価が多いので、他社と比較して特別高いという訳ではありませんが、通常の日本の保険会社の格付けレベルといえます。

ちなみに日本の保険会社の中には、格付けがもっと高いAA+や、オリックスよりも格付けが低い保険会社:BB(信用リスク:中程度の水準)もあります

続いては、支払い余力を測定したソルベンシー・マージン比率という指標をみてみましょう。

ソルベンシー・マージン比率 1337%

オリックス生命のソルベンシー・マージン比率は、1337%(2017年3月時点)です。

ソルベンシー・マージン比率とは?
大災害や株の大暴落など、通常の予測を超えて発生するリスクに対応できる「支払余力」があるかどうかを判断するための指標のひとつ。200%以上あれば経営の健全性のひとつの基準を満たしているといわれています

1337%といわれてもピンとこないと思いますが、2017年3月の生命保険会社のソルベンシーマージン比率は、700%~1500%程度が多かったので、1337%は比較的高い数字といえます。

生命保険会社のソルベンシー・マージン比率(参考、抜粋)
メディケア生命 3987%。
東京海上あんしん生命 2869%
ソニー生命 2568%
アフラック 956%
日本生命 933%

健全性などが分かったところで、実際に契約したい、となったらどのような点を気を付けておけばよいのでしょうか?

契約するならここは気を付けてほしいポイント

オリックス生命は販売経路が多く、代理店によってコンサル力に差があることです

ちなみにオリックス生命の販売経路は、3つあります。

  1. 通信販売(ネット・郵送)
  2. 営業社員による対面販売
  3. 代理店販売(保険代理店や銀行窓口)

3.の代理店販売が一番多く、1万店舗以上の代理店が委託されています。そして1万店舗の中には、個人代理店から全国展開の保険代理店、大手銀行まで様々あるのです。

ちなみに新規代理店の許可はそれほど厳しくないようです(筆者の知人も個人で許可をもらっていました)。

1万店舗を超える代理店ですから、同じ商品を扱っていても代理店間でのレベル差は大きいです。どこまでしっかり(正しく)説明やコンサルが出来る代理店なのか、の見極めは重要でしょう。

ただ、問い合わせやアフターでは代理店ではなく、保険会社コールセンターも利用することも多いと思います。

コールセンターのレベルは高いと思います

筆者もオリックスのコールセンターは何度か利用していますが、印象は良いです。レベルは高いと思います。

以前、筆者が問い合わせした際、コールセンターの電話回答が間違えていた時があったのですが、その後すぐに訂正の電話もくれた、というエピソードもありました。

保険会社によっては、契約者がコールセンターに電話しても、営業社員からの折り返し、と転送されてしまう会社もありますが、オリックスはコールセンターに依頼すれば、基本そこで対応してくれる会社です。たらい回しされないのは契約者にとって優しいな、と思います。

まとめ

いかがでしたか?
ちなみに以前、オリックスの社員さんにインタビューしたことがあるのですが、
『「シンプルでわかりやすい商品」がオリックスの基本的な考え方なんです』と話していました。

特約などのオプション部分を増やし過ぎないことでシンプルに作っているようです。確かに分かりやすく保険を作っているな、と思います。

オリックス生命は、

■委託先の代理店数が多いのでレベル差の見極めもしつつ、

■商品が気に入ったのなら選ぶ価値のある会社

だと思います。

ちなみにもし、生命保険会社が経営破たんしても、日本で営業している生命保険会社は、生命保険契約者保護機構という機構に加入していて、その保護が受けられることになっています。条件変更の可能性はありますが、基本的に保険契約は守られて継続する仕組みになっています

ご参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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